カップ麺111杯目 ニュータッチ『凄麺 中華そばの極み』
いい仕事してます
<蓮華>
ニュータッチ『凄麺』シリーズから大胆不敵な新商品、その名も『中華そばの極み』!
<茶々丸>
地味だがキラリと光る商品の多い『凄麺』シリーズですが、今回はいつになく自信満々な商品名ですね(汗)。見た感じはいかにもシンプルな王道を行く中華そばですが……?
<蓮華>
それでは本日の一杯、『凄麺 中華そばの極み』です。
<茶々丸>
……ううむ! その名に違わずシンプル・イズ・ベストを地で行く、実に丁寧で深みのある味です。食べた瞬間にハッとするような派手さはないけど、鶏の旨味がジンワリと優しい。このスープはいくらでも飲めそう(笑)。凄麺お馴染みのノンフライ麺もしなやかな弾力で好きです。
<蓮華>
そして今回、チャーシューとメンマがレトルトという気合の入れよう。
<茶々丸>
何かしら妙なところに強いこだわりがあるのも凄麺の特徴で、特に今回はコストかかってるだろうなー(汗)。それだけにチャーシューはしっかり歯応え、メンマも太くて大きくて、こういうのは食べてて嬉しくなりますね。
満足度:B+(かなり美味い)
メーカー:ヤマダイ
発売日:2017年6月5日
価格:210円(税別)
カップ麺110杯目 日清『行列のできる店のラーメン 和歌山特濃豚骨しょうゆ』
ベスト・オブ・豚骨醤油
<茶々丸>
今度こそ辛いラーメン特集も終わったということで、今回はあっしが今まで食べた中で一番大好きなカップ麺をご紹介しますよ! 日清が誇る究極の味『行列のできる店のラーメン』シリーズ!
<蓮華>
えー、これ随分前からあるレギュラー商品じゃないですか。他に新商品たくさん出てんだからそっちにしましょうよ。
<茶々丸>
こないだの『辛ラーメン』だの『蒙古タンメン中本』だのの時に、俺もそう言ったよね!? おのれが辛いラーメンばっかりしつこく17杯も食わせるから……!
<蓮華>
あーハイハイそーでしたそーでした。
<茶々丸>
まァでも確かにこの商品はなかなか歴史古いですよ。思い起こせば、あっしがカップ麺の魅力にハマったばかりの2001年。『山頭火』の次くらいに出会ったのがコレでした。それはもう衝撃でしたね。「豚骨醤油」なる味を知ったのもこれが初めてで。今までの人生で食べてきた1000杯以上のカップ麺の中で、自信をもって「史上ナンバーワンのお気に入り」と断言できます!
<蓮華>
今回はいつになく鼻息も荒いね。
<茶々丸>
レギュラー商品とは言っても常時置いてる店は近所にないので、どっかで偶然見つけるたびに買ってるというくらいのお気に入りですよ。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『行列のできる店のラーメン 和歌山特濃豚骨しょうゆ』です。
<茶々丸>
あー、これですよ、このこってりトロトロの豚骨スープ。そして豚骨だけじゃない、醤油の味も加わった濃厚な旨味とコク深さ。こんなに脂ぎってるのに飲み干したい衝動を抑えられない(笑)。
<蓮華>
管理人さんがいつも「豚骨醤油」に激しく反応するのは、この和歌山ラーメンが発端だったわけですね。
<茶々丸>
この2001年当時『山頭火』とこの『和歌山』、さらに同時に『京都』も出てましたんでね。こってりラッシュでしたね。
<蓮華>
確かそれまで函館で生まれ育って塩ラーメンしか知らなかったんでしたっけ。そりゃ衝撃でしょうね。
<茶々丸>
ノンフライ麺も実によくできてるんですが、モチモチ感よりプツッとした歯切れの良さが大好きですね。そして日清でなければできない、この噛み応えのある分厚いチャーシュー。全てにおいて絶品です!
<蓮華>
さすが290円(税別)、カップ麺の最高価格帯なだけはありますね。
満足度:S(何度でも食べたい)
メーカー:日清食品
発売日:2015年2月9日(リニューアル)
価格:290円(税別)
ラーメン店4杯目 『らあめん花月嵐』鳴龍ブランチ
担々麺の常識を覆す
<茶々丸>
前回でようやく「夏の辛口ラッシュ」、辛いカップ麺ばかり17杯も連続で食わされる苦行が終わりまして。ここでちょっと気分転換にラーメン店の方を行ってみたいと思いまーす!
<蓮華>
とか何とか言って、どうせまた花月嵐の期間限定ラーメンとかでしょ?
<茶々丸>
7月のげんこつらあめんブラックの時も言ったけど、カップ麺が多すぎて現状食べ歩きまで手が回らないのよ(汗)。明日にはもう9月の次回作が出ちゃうんで、その前に駆け込みで8月のラーメンを食べておきたい。
http://ramen-chachacha.hatenablog.jp/entry/2017/07/30/113855
<蓮華>
それでは本日の一杯、『らあめん花月嵐』より8月発売の限定ラーメン、「鳴龍ブランチ」です。
<茶々丸>
これって担々麺……また辛いヤツかーッ(泣)!
<蓮華>
凄いタイミング……というかやっぱり夏は辛いラーメンの季節ということで。
<茶々丸>
本当にくどいですけど私辛いの苦手なんで、実は今まで担々麺ってカップでしか食べたことないんですよね。思いがけないタイミングでお店担々麺デビューです(笑)。
<蓮華>
そういえば鳴龍って以前日清からカップ麺も出てましたよね。確か元のお店はミシュランガイドの一つ星にも選ばれた名店で。
<茶々丸>
ありましたね。多分今まで食べた担々麺の中で一番美味いんじゃないかっていう味でしたね。
http://ramen-chachacha.hatenablog.jp/entry/2017/07/03/000809
<蓮華>
さあ今回は鳴龍と花月嵐のコラボということで、味はどうでしょうか?
<茶々丸>
うわっ、何だコレ!? 訳が分からない!
<蓮華>
何ちゅう感想よ!?
<茶々丸>
いやもう何というか、本当にいろんな味が複雑に絡み合った重層的な味ですね。辛さはそんなに前面に出てこないんですけど、まずゴマのコクが凄くて、程よい酸味もあって、あとゴロゴロ入ったそぼろ肉も何か甘みがあるんですね。
<蓮華>
カップ麺の時もそんな風な感想でしたけど、やはりお店の味はもっと凄いですか。
<茶々丸>
カップ麺はカップ麺として完成された味でしたけど、お店の味はやはりダイナミックさが違うというか。細ストレート麺も博多豚骨ラーメンみたいな歯応えある感じで。ホント、自分の中で持ってた「担々麺ってこういうのでしょ」っていう常識を根底から覆す味です。
<蓮華>
さあ、博多豚骨ラーメンみたいなという話がありましたけど、この商品は替玉ができるみたいですよ。
<茶々丸>
行くしかないね。もう何だろう、コレ食べれば食べるほど腹減ってくるっていうくらい、食欲が増して止まらない。
<茶々丸>
替玉ついでに味変ということで、ここで最初に来ていた花椒をぶっ掛けてみましょうかね。
<茶々丸>
くっ、この痺れる感じ……! 辛さや酸味と似て非なる、この何とも言えない……やっぱコレ苦手だわ(泣)。
<蓮華>
さすがに花椒は触れる機会少ないし、なかなか慣れないかもね。
<茶々丸>
いやしかし替玉もペロリといただきまして、食べ応えという点でも申し分ないです。人生初のお店担々麺でしたが、これは確実にもう一度食べたくなる味です。
満足度:A(もう一度食べたい)
カップ麺109杯目 日清&セブンプレミアム『蒙古タンメン中本 北極ラーメン』
辛すぎて辛すぎて震える
<蓮華>
夏の辛口ラッシュもついにラスボス最終形態! 夏季数量限定、あの『蒙古タンメン中本』で最も辛いメニュー「北極ラーメン」が降臨しました!
<茶々丸>
夏の辛口ラッシュって……そうか、これを最後に持ってくるためのシリーズだったわけか。いよいよこれでトドメを刺しに来たと。あー俺死ぬんだ(泣)。
<蓮華>
完食するまで泣くんじゃない! カップ麺食べたくらいで死にやしないから!
<茶々丸>
さすがに今回ばかりは完食できる自信ない……。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『蒙古タンメン中本 北極ラーメン』です。
<茶々丸>
……あのね、液体スープかき混ぜた後の箸をいつものクセで軽く舐めただけでもう痛辛いんですけど(汗)。
<蓮華>
何をのっけからつまずいてんの。
<茶々丸>
意を決して食べると、おっ意外にも一口目は結構美味い――けどもちろん直後に強烈な辛さクハーッ! 三口食べただけで「あーこれはもう無理かもしれない」と覚悟して
<蓮華>
いいから黙って食べなさい!
<茶々丸>
とにかく辛い、口に入れるだけで痛いので、最早「味わう」ってレベルじゃないですけど……それでもこの痛みを力ずくで捻じ伏せることで、痛みが麻痺した上からジンワリと味噌の旨味が見えて、力強い中太麺と相まっての美味さが……グワー辛い!
<蓮華>
さすがに今回は悶絶してますね。
<茶々丸>
とにかくもう汗がダクダクで止まらないッス。顔はグチャグチャ、頭はもちろんTシャツの胸元までグッショリ濡れて、間違いなく汗かいた量は史上最多です。最後は何とか完食できました! ああ良かった! やり遂げたよぉ!
<蓮華>
何この謎の達成感。そして結局ラーメンの味がほとんど分からないんですけど。
<茶々丸>
さすが北極ラーメンと言うだけあって、辛さの極み、極北ですね。一応「辛いの苦手な人間でもメッチャ痛いの我慢して死ぬ気で頑張れば一応食べきれるよ!」ということだけお伝えできればと。
満足度:B(まあまあ美味い)
カップ麺108杯目 日清&セブンプレミアム『蒙古タンメン中本 辛旨味噌』
ラスボス登場
<蓮華>
ここまで15杯続いた辛いラーメン、いよいよラスボスがやってまいりました! 激辛ラーメンの代名詞、東京板橋区の有名店『蒙古タンメン中本』です!
<茶々丸>
これセブンプレミアムですよね? セブンアンドアイのレギュラー商品ですよね? 前回の辛ラーメンでも言ったけど今じゃなくてよくない? いつでも食えるでしょこれは!
<蓮華>
いや、むしろ今じゃないとダメなのよ! こんだけ辛いの連続して食べてきた勢いに乗らないと! どうせこれ逃したらアンタ一生避け続けるでしょ!
<茶々丸>
コイツいよいよ本当に本気で殺す気だ……!
<蓮華>
それでは本日の一杯、『蒙古タンメン中本 辛旨味噌』です。
<茶々丸>
メッチャ辛いです(泣)。
<蓮華>
見りゃ分かります(笑)。
<茶々丸>
……まあ、しかしですね、この「辛さの中に旨みあり」のキャッチコピー通り、激しく辛いがしっかり美味い。燃えるような辛さの中で引き立つ味噌の旨味。
<蓮華>
やはり味噌は辛い味に合いますね。辛いからこそ分かる旨味というのもあるんじゃないですか。
<茶々丸>
お前ホント他人事みたいに言うね(泣)。こちとらもう喉は焼けるようだし舌も唇もヒリヒリ、汗はダクダクですよ。でもビリビリ痺れるタイプの痛さでないのが救いですかね。豆腐、キャベツ、ニンジン、キクラゲなんかがゴロゴロ入っていて、非常にマッチしている。特にやはり豆腐は好きです。
<蓮華>
いやはや、夏の辛口ラッシュもピリ辛から担々麺、カレー、ついにはガチの激辛まで到達しましたね。辛いの苦手と言ってたのもだいぶ克服できたんじゃないですか。
<茶々丸>
ブログやる前まではひたすら避けて通ってましたんで、本当にキツかったですけどね……! でもやっぱり辛さに耐えれば美味いのが多かったですし、最後までやり通せたのはある意味達成感あります。ありがとうございました!
<蓮華>
誰がこれで最後だって言いました?
<茶々丸>
……はい(汗)!?
満足度:B(まあまあ美味い)
カップ麺107杯目 農心『辛ラーメン』
後からジワジワ追いかけてくる
<茶々丸>
しばらくぶりでございます、茶々丸です。この8月は仕事と用事の多忙が重なった上に天候不順も相まって、久々にド風邪ぶっこきました(泣)! 病み上がりですが何とかまた頑張っていこうと思います。
<蓮華>
長く続いてきた辛いラーメン特集も大詰め。いよいよ今回は日本一有名な辛口カップ麺『辛ラーメン』が登場です!
<茶々丸>
話聞いてた(泣)? 言ったよね風邪引いたばっかりだって。
<蓮華>
関係ないです。この後も予定詰まってるんで粛々とこなしていきましょう。
<茶々丸>
だからコレ別に今じゃなくてもいいだろ、レギュラー商品なんだから。辛いの以外にもいろんな新商品出てんだから、そっち優先させてくれませんかね?
<蓮華>
だから今まとめて食べとかないと。いつでも食べれると思ってたらいつになっても食べられないままだよ?
<蓮華>
それでは本日の一杯、『辛ラーメン』です。
<茶々丸>
あれっ、そんな思ってたほど辛くないかな。具にゴロゴロと椎茸が入ってるのは変わってる。スープもビーフシーズニングとかいう、ビーフにいろいろ調味料を合わせたようなヤツに、ピリッと唐辛子を加えた感じ。
<蓮華>
じゃあ言うほど辛いラーメンでもない?
<茶々丸>
…………いや、少しずつ食べていくうちに後半かなり厳しくなってきた(汗)。最初は余裕だと思ってても、後から辛さがジワジワ上がってくる。さすが韓国で売り上げナンバーワン。一筋縄ではいかない。
満足度:B-(それなりに美味い)
メーカー:農心
発売日:1986年?
価格:180円(税別)
カップ麺106杯目 ニュータッチ『凄旨 カラシビ味噌らー麺鬼金棒』
鬼に金棒、辛味噌にスパイス
<蓮華>
さあ待ってました! カップ麺夏の辛口ラッシュ、いよいよ大物が登場です! 東京神田の有名店『カラシビ味噌らー麺鬼金棒(きかんぼう)』!
<茶々丸>
無理無理絶対無理ッ! もう見た目からして思いっ切り激辛じゃん! パッケージに「大変辛い商品ですので、ご注意ください」とまで書いてあるじゃん! 俺に死ねというのか!?
<蓮華>
大丈夫大丈夫、言ってもカップ麺なんだから死にはしない。
<茶々丸>
うわぁコイツ「殺す」って顔してやがる……!
<蓮華>
それでは本日の一杯、『凄旨 カラシビ味噌らー麺鬼金棒』です。
<茶々丸>
カラい! そしてツラい!
<蓮華>
どうして「辛い(からい)」と「辛い(つらい)」が同じ字なのかよく分かるね。
<茶々丸>
唐辛子の燃える辛さだけでなく、ビリビリ来る山椒の痺れる辛さも痛い(泣)。しかしそれでもさすが有名店、ただ辛いだけじゃない。この辛味噌に旨味、さらには味噌の甘みまでもが感じられる。キツくても最後まで食べたいと思わせる味です。
<蓮華>
お店が示す辛さのレベルは、低い方から「抜き」「少なめ」「普通」「増し」「鬼増し」で、今のが「普通」。ここへさらに別袋のカラシビスパイスを加えると「増し」になるみたい。
<茶々丸>
いやもう正直言ってここが限界なんで、これ以上とか絶対無理……
<蓮華>
はいドーン!
<茶々丸>
何で全部入れやがんだコラァッ! ちゃんと袋に「一気に入れないで少しずつ調節しろ」って書いてただろ!?
<蓮華>
さあ味の変化は?
<茶々丸>
ああもう本気で辛いよ! 痛辛だよ! 泣くぞこの野郎! でも風味もグッと増すのは凄い……!
<蓮華>
最早全力疾走したくらいに大粒の汗が出てるね。
<茶々丸>
いやもう酷い目に遭った(泣)。それでも美味いのは美味いからビックリだけど、絶対二度と食べない。
満足度:B(まあまあ美味い)
メーカー:ヤマダイ
発売日:2017年7月25日
価格:258円(税別)