カップ麺131杯目 明星『チャルメラ 辛旨味噌』
辛くても素朴な味わい
<蓮華>
秋の辛口ラッシュ17杯目。明星のロングセラーシリーズ『チャルメラ』からも辛口が登場しました。
<茶々丸>
昔ながらのチャルメラも、最近はパッケージやCMに何か女の子が出てきて「チャルメニャ」とか言ってたり、何かリカちゃん人形みたいなのまで出てきたりで、今風っつーんですか……? こういうノリはちょっと苦手というか(汗)。
<蓮華>
まぁ商品のテイストは変わってないと思いますけど。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『チャルメラ 辛旨味噌』です。
<茶々丸>
……うーむ! 低価格帯の小さな見た目に似合わず、結構ピリッと辛い。味噌をちょっと辛めにしただけかと思ったらラー油がきいてるのね。それでもベースはお馴染みのチャルメラで、野菜の風味もあってわりと素朴な味わいです。
満足度:B(まあまあ美味い)
メーカー:明星食品
発売日:2017年9月4日
価格:180円(税別)
カップ麺130杯目 日清『行列のできる店のラーメン 特濃系麻辣担々麺』
辛さも美味さも超強力
<蓮華>
秋の辛口ラッシュもいよいよ大詰め。16杯目はラ王と双璧をなす日清の高価格帯カップ麺、『行列のできる店のラーメン』シリーズです。
<茶々丸>
王者日清の商品はハズレがないのが当たり前みたいな感じですが、特にこのラ王と行列、あと麺ニッポンあたりは「新商品見たら反射的に買う」くらいの域に達してますね。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『行列のできる店のラーメン 特濃系麻辣担々麺』です。
<茶々丸>
これまた辛いスープと別袋でねりごまが入ってるんですけど、量が半端ないのでかなりドロドロ感があります。そしてごまの風味だけでなく、燃える辛さ、痺れる辛さ、そして旨味、その全てが漏れなく強烈なパンチ力! 圧倒されるド迫力の一杯です。
<蓮華>
ラ王はごまのまろやかさが優勢でしたけど、こっちは辛さの方もしっかり来てるんですねぇ。
<茶々丸>
もう一口目からとんでもないインパクトで、しかもそれが食べ終わるまでずっと同じテンションで襲ってくる恐ろしさ! 食べ始めて速攻で胃は熱くなるし、もちろん汗は止まらないし、スープ飲むたびに喉が痛くて仕方ない……なのにグイグイ飲まずにいられない。これはホントに恐れ入った!
満足度:A+(もう二、三度食べたい)
メーカー:日清食品
発売日:2017年9月4日
価格:290円(税別)
カップ麺129杯目 日清『ラ王 芳醇コク担々麺』
胡麻香るクリーミー
<蓮華>
秋の辛口ラッシュ15杯目です。今回は言わずと知れた高価格帯カップ麺の代名詞『ラ王』。この秋、担々麺を含むレギュラー商品6種がリニューアル発売しました。
<茶々丸>
たまたまコンビニで初めて見かけて、新商品だと思ったから買ったんですけど……レギュラー商品だと分かってれば今すぐ買う必要もなかったのに(汗)。
<蓮華>
でもレギュラー商品とは言っても、実際に通年で売ってる店が近くになければ、新商品と変わりないんじゃないですかね。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『ラ王 芳醇コク担々麺』です。
<茶々丸>
液体スープと調味油が別袋で、液体スープの方は全部真っ白な胡麻。これはこだわりがありますねぇ。
<蓮華>
ここまで妥協なく本格的にできるのも高価格帯ならではですね。
<茶々丸>
たっぷりの胡麻の風味に豆乳も入ったクリーミーなスープはコクが抜群。元々担々麺は胡麻が強い商品が多いけど、これは特に。結構ピリッと来る辛さはありながらも、スープが包み込んで非常にまろやかな味わいです。この「辛くてまろやか」というのはなかなか他で見ないタイプで、これは辛くてもハマる味ですね。
満足度:A+(もう二、三度食べたい)
メーカー:日清食品
発売日:2017年9月11日(リニューアル)
価格:220円(税別)
カップ麺128杯目 日清『味仙 台湾ラーメン』
本家の本気
<蓮華>
秋の辛口ラッシュ14杯目。名古屋のご当地激辛ラーメン『台湾ラーメン』が登場です。
<茶々丸>
今回は台湾ラーメン発祥の店と言われる、名古屋『味仙』の監修ということで、これはもうなんちゃって商品でない本格派の予感(汗)。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『味仙 台湾ラーメン』です。
<茶々丸>
一口食べた瞬間から舌が痛い! 食べるごとに汗がドクドク吹き出し、手が震える。そして胃が熱い! 今度という今度はもう正真正銘の激辛です(泣)!
<蓮華>
さすが本家、手加減なしですね。ピリ辛なんてレベルでは済ませない。
<茶々丸>
それでもこのスープ、たっぷり唐辛子の向こうに豚の旨味とにんにくがきいてて、これは美味い。ああ辛い! 痛い! でもどんどん食わずにいられないッ!
<蓮華>
沼にハマってきましたね(笑)。辛口を克服したとまでは言えなくても、こうやって真っ向から立ち向かえるようになっただけでも進歩あるんじゃないですか。
<茶々丸>
あとこの麺もなかなかの美味さですね。最近はフライ麺でもストレートで歯切れのいいタイプが出てきました。……うぁーっ、もう最終的にはテーブルに汗がボタボタ落ちて、Tシャツも汗でベッタリ張り付いて、ホント疲れ果てました(笑)。
満足度:B(まあまあ美味い)
カップ麺127杯目 エースコック『勝浦タンタンメン』
キレッキレのラー油醤油スープ
<蓮華>
秋の辛口ラッシュ13杯目。B-1グランプリで優勝したこともある、千葉県勝浦市のご当地ラーメンが登場です。
<茶々丸>
カップ麺ではエースコックから2012年に初登場。もちろん辛いの苦手な私はスルーを決め込んでいましたが(汗)、それでもこの鮮烈な赤さは一度見たら忘れられないですね……。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『勝浦タンタンメン』です。
<茶々丸>
担々麺といえば胡麻の風味が強いのがお馴染みですが、勝浦は胡麻を使っていません。醤油ベースに魚介などの出汁、そしてラー油がたっぷり入って、見た目に違わずガチで辛い(泣)! そして痛い(泣)!
<蓮華>
いいですよいいですよ、辛口らしくなってきましたよぉ。
<茶々丸>
胡麻系担々麺のようなジワッと広がるコクはなく、キレで勝負のタイプ。舌にビリッと来る鋭い切れ味です。しなやかなノンフライ麺との相性も抜群。具は増量した玉ねぎがメインですが、鶏のそぼろ肉とにんにくがイイ味を出してます。辛いの苦手なんで正直一度食べられればもう二度と食べたくないですけど(汗)、辛いの得意ならハマった味だろうなーという意味では好みです。
<蓮華>
何とも複雑というか、妙に屈折した感想ですね。
満足度:B+(かなり美味い)
メーカー:エースコック
発売日:2016年7月18日
価格:230円(税別)
カップ麺126杯目 日清『麺ニッポン 信州王様辛味噌ラーメン』
まさに辛味噌の王様
<蓮華>
秋の辛口ラッシュ12杯目。辛口といえばこれも外せない、辛味噌ラーメンの登場です。
<茶々丸>
あっしの大好きな日清のご当地シリーズ『麺ニッポン』。以前信州味噌ラーメンもこのシリーズで出たけど、王様辛味噌というのは初めて聞きましたね。
<蓮華>
何といっても長野は全国有数の味噌の産地で、マルコメやハナマルキなど日本を代表する味噌メーカーも本社を置いてますからね。ご当地ラーメンで生かさない手はないですね。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『麺ニッポン 信州王様辛味噌ラーメン』です。
<茶々丸>
味噌の辛味と旨味がしっかり溶け込んでいて、辛いけどどんどん飲まずにいられない! というか辛口と味噌とガーリックって最早悪魔合体だよ! 空腹中枢が暴れ出すよ! 麺も日清らしく抜かりない歯応えで、これはもう辛味噌ラーメンとしては今まで食べた中で一番じゃないですかね。
満足度:A(もう一度食べたい)
メーカー:日清食品
発売日:2017年8月28日
価格:220円(税別)
カップ麺125杯目 明星『麺屋こころ監修 チーズ担々台湾ラーメン』
担々メインにチーズが香る
<蓮華>
秋の辛口ラッシュ11杯目、今回は台湾ませそばの有名店がやってきました。
<茶々丸>
チーズ、担々、そして台湾……いろいろ混ぜてきましたな、まぜそばではないけど(汗)。どんな味になるか想像つかない。しかも大盛り。
<蓮華>
麺屋こころは東京都大田区に本店を構え、関東各地から全国、海外まで展開している有名店。今回は店の限定メニューを発売と同時にカップ麺でも商品化したそうです。
<茶々丸>
カップ焼そば型の商品で台湾まぜそばは何度か見かけましたけど、カップラーメンの方も「台湾ラーメン」とか「チーズ味噌台湾ラーメン」とかいろいろ出てたんですね。なかなか全部把握しきれないなー……(汗)。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『麺屋こころ監修 チーズ担々台湾ラーメン』です。
<茶々丸>
胡麻の風味がきいた、いわゆる担々麺らしい味が強くて、台湾ラーメンっぽさはそんなに感じないかも。しかしこれに大量の粉チーズが加わることでグッとまろやか、ちょっととろみもついた優しい味わいになります。
<蓮華>
じゃあ意外と辛さも緩和されてる感じですか?
<茶々丸>
基本はしっかり辛いけど、食欲増してズルズルいっちゃうなー……なんて思ってたら、いつの間にか髪の襟足が汗でビッショリになっててビビった(笑)。ヒイヒイ言うタイプではないけどジワジワ回ってきます。
満足度:B+(かなり美味い)
メーカー:明星食品
発売日:2017年9月11日
価格:225円(税別)